築16年目の我が家で発生したトイレ手洗い栓の「ポタ落」
我が家も築16年に入り、いくつかのトラブルが目立ち始めました。 今回はトイレの手洗い栓から水がポタポタと落ちる現象についてお話します。一般的なトイレでは便器上部に手洗いが設置されていることが多いですが、我が家では妻の要望で手洗いを専用にしました。 理由は、手洗い水がトイレに落ち汚れるのが嫌だったからです。
最近になって手洗い栓が完全に閉まらず、水がポタポタと落ち続ける現象が発生。 家族全員に「強く締めて」とお願いしても、時間が経ち気が緩むと・・・、再び水ポタポタが再発してしまいます。この状態が続くのはストレスになるため、修理を検討することにしました。
修理費用の確認と予想外の見積額
施工時のリスト等を確認し手洗い部はINAX製の”コンパクト手洗いキャビネット(GL-C64CHB)”とわかりました。早速「ポタ落ち」を解消するために、LIXIL(リクシル)サポートに確認。 最初は、簡単なパッキン交換で解決できると考え、自分で部品を購入し交換することを計画していました。送料を含めても2,000円以内と見積もっていたのです。しかし、水栓部はAssyになっていてパッキン交換などはできない構造となっていることが判明。よって水栓部の全交換しないと「ポタ落ち」は解消できないとのことでした。しかも部品代は12,760円(税込)と高額です。たかが「ポタ落ち」でこの値段とはね。「いつもを、幸せに。」なるには仕方ないです。
交換作業 ※作業は自己責任でやりましょう
作業はコンパクト手洗いキャビネット(GL-C64CHB)の施工説明書を元に実施します。①キャビネット下部にある止水栓で水を止め、②水栓バックカバーふたを外し、③給水ホースを外し、④水栓部を取外し/取付を行います。LIXIL(リクシル)サポートさんにも言われましたが、作業は自己責任で実施しないとだめです。プラスチック部を触る作業なので慎重にしないとカバー類がパキパキ割れちゃいます。自信のない方はLIXIL(リクシル)へ依頼しましょう。
購入したのは『#A-3161-YRレバー水栓ASSY』12,760円(税込)。更に代引きと送料が1,100円かかりました。
まずは下部を外し、
①止水栓を見つけます。止水する時はマイナスドライバーで時計回り
②水栓バックカバーを
②外し
③給水ホースを外し
④水栓部を取外し/取付
外したレバー水栓ASSYと今回購入したのを比べます
外したレバー水栓ASSY(給水側から視野)
購入したレバー水栓ASSY(給水側から視野)。六角ナット部の下にパッキンらしきものがありました。レバーを回すとナットと共にパッキンが上下し、水を流すといった構造になってます。
ここからは外したレバー水栓ASSYを使用 ※再現不可なんで自己責任でやります
清流部品が見え、まずこれを外します。この清流部品については定期清掃が指示されてます。知りませんでしたが。
プラスネジが見えてきた、これを外すと
特に変化なし。このネジを外すと”レバー部”と給水を制御する”真鍮部”が外せます
給水を制御する”真鍮部”です。何やら固着しています。水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分で硬水の地域ではよくあるようです。
これ以上は分解できず、調査はこれで終了。再度取付も考えたのですが今回はこのへんでやめときます。
最後に
今回のトイレ手洗い栓の「ポタ落ち」は、築年数が進むと避けられないトラブルの一例です。特に水回りは快適さを保つためにも定期的なメンテナンスが重要です。結果的に費用はかかりましたが、早めに対応したおかげで問題は無事解決しました。これからも他の設備にも注意を払いながら、快適な生活を維持していきたいと思います。