確定申告はe-Taxで行えます

令和六年の確定申告 – e-taxでの経験談
こんにちは、皆さん。今回は令和六年の確定申告について、私の経験をシェアしたいと思います。私は会社員ですが、今年度はe-taxを利用して確定申告を行いました。その理由は、昨年末に会社へ提出した年末調整の書類に不備があったからです。



年末調整の不備とその影響
不備の内容は、定額減税の対象者を1名少なくしていたことです。本来、扶養親族は妻と14歳、12歳の子供の合計4名が対象となるべきでした。しかし、妻を定額減税の対象として申請するチェックを忘れてしまい、結果的に対象者が3名となっていました。そのため、会社の労務担当から「個人で確定申告してください」と連絡を受けました。

e-taxを利用した確定申告の流れ
確定申告の手順は「e-tax公式サイト」で詳しく説明されています。手順は以下の通りです:

1利用者識別番号の取得
2電子証明書の取得
3手続を行うソフト・コーナーを選ぶ
4申告・申請データを作成・送信する
5送信結果を確認する

私は昨年度の医療費控除でe-taxを利用したため、利用者識別番号と電子証明書はすでに取得済みです。今回は主に申告・申請データの作成・送信に重点を置きましたが、いくつかわかりにくい点がありましたので、共有します。

第一表の寄付金控除
私はふるさと納税をワンストップ特例制度で利用していますが、確定申告を行うと、この制度への申請がすべて無効になることが判明しました。つまり、ワンストップ特例制度の申請を行った寄付分も含めて申告が必要です。楽天ふるさと納税では寄付を1つの電子データにまとめて「寄附金控除に関する証明書」が作成できます。寄付先の各自治体から郵送される「寄附金受領証明書」の代わりに、この「寄附金控除に関する証明書」を利用することで、確定申告の手続きを簡単かつスピーディーに行うことができるんです。便利ですよ。詳しくはコチラ

第二表の配偶者や親族に関する事項
配偶者の国外居住についての設定が問題となりました。国外居住と設定していないにも関わらず、「国外」と明記されていました。何度も確認し修正を試みましたが、「国外」との表示は変わらず、最終的にはあきらめました。送信結果を確認すると、事前確認のフォームと少々異なっており、「国外」の隣に「□」があり、「□国外」となっていました。他の項目も確認したところ、子供の「□16」の場合、「□」の中にチェックマークが入っていました。事前確認のフォームでもこの表示にしてもらえれば混乱することもなかったのに・・・。

作成時のフォーム送信後のフォーム

まとめ
以上が私の令和六年の確定申告に関する経験です。今回は定額減税の適用に関する不備が原因で確定申告を行いましたが、来年度は定額減税がないかもしれません。そのため、来年度の年末調整では、さらに注意が必要です。e-taxを利用することで、手続きがスムーズに進みましたが、細かい部分の確認が必要だと感じました。皆さんも確定申告の際には、事前にしっかりと確認し、手続きを進めてください。