フォークリフト運転技能講習会体験談 意外と難しい

フォークリフト運転技能講習会に参加しました
40歳を超えてのフォークリフト技能講習がどんな感じであったかの記録です。

フォークリフト運転技能講習についてはいろんなサイトで書かれています。私が受講した三菱ロジネクストのサイトはこちらです。
私は自動車運転免許ありコースで学科1日と実技3日の合計4日間31Hコースとなります。

1日目:「荷役・力学・法令」の学科講習及び試験
2日目~4日目:「走行・荷役」の実技講習及び試験



学科講習について:
技能講習テキストを用いて荷役・力学・法令を学びます。9時から休憩をとりながら16時過ぎまでみっちりと講習を受けます。講義の内容は一般常識のような簡単な内容もありますが、フォークリフトの構造や力学、法令など常識とは言えない覚えないといけない項目が多数ありました。多数あるのですがテスト対策としては講義に中で記される個所(アンダーライン箇所)を理解するだけで問題ありません。なのでテキストを全て理解せずとも、テストには合格ができます。

学科試験について:私の受講した時は8名が参加していましたが全員一発合格でした。8名の年齢層はAさん30代、Bさん30代、Cさん20代、Dさん60代、Eさん20代、Fさん20代、Gさん50代、Hさん20代となります。
テストは70点満点で6割で合格となります。まぁ落ちることはないでしょう・・・。

実技講習について:
2日目からの講習となります。実際にフォークリフトに乗車し実技テストに向けた「走行・荷役」を練習していきます。使用したフォークはFD18を使用しました。ディーゼルの最大荷重/許容荷重が1.8tのフォークリフトです。
コースは方向変換コースA、屈折コース、方向変換コースBとなります。幅は使用するフォークリフトの幅によって決められます。

2日目はこのコースを使い「走行」前進と後進の練習です。フォークリフトは操舵が後ろタイヤとなるので、屈折コースが慣れるまで少し手間取りました。ですがそこは講習とあり、「バックレストが角に来たらハンドルを1.5回転!!」と教えてもらい練習に励みます。そういえば車の教習所でも縦列駐車なんかはそんな教え方してもらってましたよね(笑




3日目は「荷役」の練習です。この辺から運転のセンスがでてきました・・・。30代までの若者達はさっさと動作をこなしていきますが、熟練組(40代以降の人)はもたもたしてました。私ですね。なんとかクリアするものの若者達が5分から6分で行くところをなんと12分もかかり、かなりへこみました。

4日目は「荷役」の練習と実技テストです。実技テストは15時50分から開始。そこまでは昨日からの続きの練習です。実技テストは100点満点で減点採点となり70点以上で合格です。
コースには積み下ろし場所が設けられています。各所に障害物もあります。採点は減点方式ですが「一旦停止忘れ、障害物へ接触し移動させる、時間が12分を超過」で即不合格となります。逆を言えばこの行為をしなければまず合格します。

私は制限時間と一旦停止忘れがネックとなってましたが、なんとか試験前の走行ではクリアできるまで上達しました。
試験の結果ですが私も含め、8名全員合格となりみんなで笑顔で終了を迎えることができました。良かった。
私の試験のスコアとしてはタイムが8分44秒(減点5)、積み時のフォーク差し込み不足(減点2)の93点でした。練習では7分前半であったのですが試験では少し慎重に操作をしました。8分までが減点0となり、8分を超えると減点3、その後、30秒毎に減点が2加算されていきます。

誰でもとれるなんて:
誰でもとれるフォークリフト免許と言われていますが、私にとってはかなり大変な講習でした。学科はともかく実技では初日こそ20代、30代のメンバーについていけましたが、その後はいろいろ教えてもらいながら練習を進めることになりました。若者に「普段運転してるよね?」って聞いてみたところ「はじめてです」って・・・。昔は適応できたのに年なのか?!って少し落ち込む4日間でしたが安全運転でがんばっていきます。